© FUKATSU SHIGEFUMI COLLECTION All rights reserved.
【深津演劇祭、第2弾です!】エイチエムピー・シアターカンパニー<日常図案Ⅰ> 『壁の中の鼠』
遅くなりましたが、コンブリ団『カラカラ』は無事大阪・三重、盛況のうちに全日程無事終了しました。ご来場頂いた皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!
さて、今週末に迫って参りました深津演劇祭・第2弾は、エイチエムピー・シアターカンパニーによる桃園会の旗揚げ作品、『壁の中の鼠』(コレクション未収録)の上演です。ただでさえレアな旗揚げ作品・女性二人芝居を異なる演出で連続上演するという、このカンパニーらしい斬新な試みとなっています。こちらのfacebookページでは稽古風景の写真などもアップされておりますので是非。
ちなみにこれが年内最後の深津演劇祭上演作品となりますので、皆様お見逃し無きよう!
アトリエ劇研アソシエイトアーティスト公演
エイチエムピー・シアターカンパニー <日常図案Ⅰ>
-女たちの密会-『壁の中の鼠』
作:深津篤史
演出・舞台美術:笠井友仁
■ 出演
トラッド組=森田祐利栄 杉江美生
モード組=立川潤 中西柚貴
※本公演は1公演で「演出の異なる」2つの『壁の中の鼠』を上演します。
■ 日程
2016年
10月7日(金)19:00
10月8日(土)14:15/18:45
10月9日(日)11:00/15:30
10月10日(月・祝)11:00/15:30
10月11日(火)14:15
※受付・開場は開演時間の30分前
※上演時間は休憩を入れて約2時間を予定
■ 会場
アトリエ劇研
〒606-0856 京都市左京区下鴨塚本町1
TEL:075-791-1966(月~土 9:00~17:00)
・市バス「下鴨東本町」停より徒歩約3分
・市バス「洛北高校前」停より徒歩約10分
・京都市営地下鉄「松ヶ崎」駅2番出口より徒歩約20分
※駐車場はございません。
■ 料金
[当日] 一般3,500円 30歳以下・障がい者3,000円
[予約割] 一般3,300円 30歳以下・障がい者2,700円
[高校生以下] 一律500円
※日時指定自由席
※チケットをお持ちの方の入場が優先となります。
※30歳以下・障がい者・高校生以下チケットは当日要証明。
■ スタッフ
[宣伝美術] setten design株式会社
[制作] 前田瑠佳
[協力] イズム イロリムラ 桃園会 悪い芝居
[共催] アトリエ劇研
[企画・製作] エイチエムピー・シアターカンパニー
[主催] 一般社団法人HMP
※平成28年度(第71回)文化庁芸術祭参加公演
■ 『壁の中の鼠』とは
日付が変わるまで、あと一時間。ひとつ屋根の下に暮らすイラストレーターの女と会社員の女は、風呂に入り、食事して、深夜十二時になるのを待っていた。時計の針が進む中で、台所から「カリッ、カリリッ」と音がする。ラジオから落語「粗忽長屋」が聴こえ、外では救急車のサイレンが鳴っている。二人の女が居間で会話していると、台所から一匹の鼠が飛び出した・・・同居する女性二人の一夜のできごとを描いた本作は、桃園会の記念すべき旗揚げ作品として1992年の11月28日~29日に京都のスタジオヴァリエにて上演された。
■ エイチエムピー・シアターカンパニーとは
アートディレクターを務める笠井友仁を中心に1999年に研究会を発足、2001年に劇団として活動を始める。当初は「hmp」という劇団名で活動し、ハイナー・ミュラーの作品を中心に舞台作品を発表。2008年に現在名に変更する。現在は『「再」発見』を劇団のミッションとして、忘れられていたことを掘り起こすこと、見過ごされてきたことに焦点を当てることを軸に、主に1.同時代の海外戯曲シリーズ、2.現代日本演劇のルーツシリーズ、3.実験的なオリジナル作品の3つのカテゴリで創作を行い、この『壁の中の鼠』は新シリーズ「日常図案」第1作目となる。
表現スタイルの特徴として、1.セリフによる説明を出来る限り省き、俳優の身体性をフルに活用し、観客の想像力を刺激する演出、2.舞台美術や照明を用いて、現代美術のような舞台空間を演出、3.テクストをより忠実に、シンプルに、そしてスマートに再現し、作品の普遍性を広げる演出の3つがある。
演出の笠井友仁は日本演出家協会主催<若手演出家コンクール>にて優秀賞や『アラビアの夜』の演出にて平成26年度文化庁芸術祭賞新人賞を受賞。
■ チケット予約
WEB=https://www.quartet-online.net/ticket/nezumi
TEL=090-9696-4946(前田)※9:00~20:00 予約割のみ受付
mail[at]hmp-theater.com
■お問い合わせ
エイチエムピー・シアターカンパニー
TEL=090-9696-4946(前田)※9:00~20:00
mail[at]hmp-theater.com
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
【御礼】深津演劇祭実行委員会のはしぐち・中村よりコメントです
遅くなりましたが、「深津演劇祭~深津篤史コレクション舞台編~」、先月の桃園会「深海魚」の公演をもちまして全日程無事に終了しました。改めて全参…
【深津演劇祭・ラストスパートの第11弾はあの衝撃作!!】あうん堂『五軒町商店街寄合会』
約1年半に渡って続いてきた深津演劇祭もいよいよあと2作品、ラストスパートです。 あうん堂により上演される『五軒町商店街寄合会』(1995年…
【詳細決定!】「深津演劇祭後夜祭〜深津戯曲を語る夜〜」開催のお知らせ
始まりあれば終わりあり。約1年半に渡る長い期間に渡り、数々の意欲的な上演が続いてきた深津演劇祭ですが、3月の桃園会による「深海魚」が最後の上…
【深津演劇祭・第10弾は1日限定上演!!】Plant M『blue film』
深津演劇祭、ひとまずの区切りとなる2018年1本目は、Plant Mによる名作『blue film』(2002年・桃園会第24回公演にて初演…
この記事へのコメントはありません。